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「歌舞伎の演目 50音順」から
ストーリー・あらすじをご覧ください。

はじめに

歌舞伎はあらかじめストーリー・あらすじを理解していないと、観劇してもその面白さは今ひとつわかりにくいところがあります。映画などとは異なる点です。歌舞伎では物語のすべてを上演するとは限りません。長編作品の有名な場面しか上演されないことも多く、観客が前もってあらすじを知っていることが前提となって幕が開いているのです。逆にあらすじや場面背景を押さえて観れば、歌舞伎の面白さは何倍にも膨らみます。
本サイトでは人気有名演目のストーリ―・あらすじを歌舞伎初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

歌舞伎・狂言の豆知識

歌舞伎では作品のことを「狂言」といいます。狂言について歌舞伎を鑑賞する際にも役立つ豆知識を簡単にまとめました。

三大名作

人形浄瑠璃(文楽と同じ意味)の全盛期の江戸元禄期。歌舞伎でも人形浄瑠璃で人気を博した狂言をすぐに取り入れました。なかでも現代にいたるまで上演機会の多い名作と呼ばれる狂言が3つあります。

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」

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歌舞伎十八番

江戸時代天保年間に七代目 市川 團十郎*(注)(しちだいめ いちかわ だんじゅうろう)( 1791年~1859年)が市川宗家(成田屋)のお家芸として選んだ18作品の歌舞伎の演目のこと 。
<よく上演されるもの>
助六(すけろく)」「勧進帳(かんじんちょう)」「(しばらく)」
<しばしば上演されるもの>
「毛抜(けぬき)」「鳴神(なるがみ)」「外郎売(ういろううり)」「矢の根(やのね)」「景清(かげきよ)」
<ほとんど上演されないもの>
「不動」「関羽」「象引」「七つ面」「解脱」「嫐」「蛇柳」「鎌髭」「不破」「押戻」

上演頻度の多いものでは、「助六」の花川戸助六(はなかわどすけろく)役は華やかな色男、「勧進帳」の弁慶役は歌舞伎のなかでも難易度の高いといわれる役柄、「暫」の鎌倉権五郎役はド派手な荒事芸と、歌舞伎の醍醐味がつまっているのが歌舞伎十八番です。
*(注)
市川團十郎は歌舞伎界ナンバーワンの名跡であり、團十郎の市川宗家(屋号は成田屋)も歌舞伎界では別格の名家です。

狂言のカテゴリー

狂言を内容的にカテゴリー分けすると次のとおりです。

時代物
時代物とは舞台設定を江戸よりも古い時代設定の作品で、貴族・王朝社会や武家社会を描いたものです。たとえば
「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)大化の改新期
「菅原伝授手習鑑(すがわれでんじゅてならいかがみ)」平安時代
「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」戦国時代
「国姓爺合戦(こくせんやかっせん)」中国の明の国が舞台 など
世話物
江戸時代の庶民の暮らし・世相風俗を描いたものです。たとえば
「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)」は当時の殺人事件を題材にしたもの、「切られ与三(きられよさ)」は美男美女のラブストーリー、「曽根崎心中(そねざきしんじゅう)」は心中物で近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)作の人形浄瑠璃を歌舞伎化したもの、など
舞踊
歌舞伎の舞踊、舞踊劇は「所作事(しょさごと)」と呼ばれています。劇中の舞踊的な一場面が独立して発展したものもあります。たとえば
「娘道成寺(むすめどうじょうじ)」「藤娘(ふじむすめ)」「鏡獅子(かがみじし)」など
新歌舞伎
明治以降、西洋の文化や作劇法が盛り込まれて作られたもの。たとえば
「一本刀土俵入り(いっぽんがたなどひょういり)」「修善寺物語(しゅぜんじものがたり)」「桐一葉(きりひとは)」など

演目の名称

歌舞伎の演目の名称には「本外題(ほんげだい)」と「通称」の2通りあります。本外題は"本名"です。縁起を担ぎ、奇数の文字数の漢字で付けられています。粋に見えるように当て字が用いられることが多ので、ちょっと見ただけでは読み方が判りにくいものもあります。むしろ親しみやすい「通称」で呼ばれるのが一般的です。本サイトでも索引では「通称」を用いています。各演目のガイドの中で「本外題」も紹介します。

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